貯水槽清掃

■ 貯水槽には必ず「管理責任者」がいます

マンションやビルに貯水槽を設置する場合は、使用開始とともに保健所に届ける決まりがございます。
その時点で水の管理責任は、水道局ではなくオーナー様や管理人様。

万が一、病原菌などで人体に被害をもたらした場合は、すべて管理責任者に責任義務が生じます。

お料理や入浴など、直接的に体内に入り込む水だからこそ、こまめに点検・清掃を行いましょう。

■ 年に一度以上の点検・清掃は法で義務づけられています

貯水槽が10立方メートルを超える場合、年に一度以上の清掃が義務づけられています。

当社は定期点検・清掃も承っております。
急なご用命にも対応できますので、お気軽にお申し付けください。

■ 貯水槽の清掃を怠るととても危険!

貯水槽は密閉された空間ではないため、サビや藻が発生する可能性があります。
これまでにも以下のような、水質事故が報告されています。

・サビ、泥、藻の発生
・ネズミ、ゴキブリなどの害虫侵入
・小動物(犬、猫)の死骸混入
・細菌の大量発生

など、恐ろしいことが事実として起こっています。
入居者様の暮らしを守るためにも、点検・清掃はこまめにご依頼ください。

■ 貯水槽清掃の手順例

1.告知
清掃作業を行う事を事前に告知する事が必要です。
※3時間から6時間使えなくなることがあります。

2.排水・準備
タンク内に残った残水をポンプで外部へ排水します。
その間に機材や道具の準備に取り掛かります。

3.水槽内清掃
水槽の中に入り清掃をはじめます。
時間をおいてから細かい所までブラッシングを行います。
仕上げに洗い流します。
隅々まできれいに磨き上げるため、丁寧にゆっくり洗浄します。

4.消毒・給水・水質検査
最後にタンク内を塩素消毒します。
水を入れて、一定の時間をおいてから残留塩素の測定と水質検査を実施。
水質検査はその場では出来ませんので、持ち帰ってすぐに検査所に提出します。
飲料水なので、キッチリ水質検査を行い、問題が無ければ作業完了です。

一覧ページに戻る